指しゃぶりと不正咬合
赤ちゃんや小さいお子さんが指しゃぶりをしている姿はとてもかわいいですね!
一方で、こどもの矯正治療が普及するなか、
指しゃぶりの影響を心配させる方も多くなっています。
結論から申し上げると、指しゃぶりは
・上の歯がでる(出っ歯)
・上下の前歯が合わさらない(開咬・オープンバイト)
・奥歯のかみ合わせが上下逆になる(臼歯部交叉咬合)
といった不正咬合の原因となる可能性があります。
しかし、指しゃぶりは生理的な現象といわれ、
胎児がお腹の中にいるときから行っています。
またこどもの精神的な不安を解消させる効果もあるといわれおり、
やめさせるのが難しい場合もあります。
ひとつの目安として3歳を過ぎても指しゃぶりを続けるようであれば、
積極的にやめさせていくと良いと思われます。
あまり指しゃぶりに執着をみせず、簡単にやめられるようであれば、
コミュニケーションがとれるようになる2歳ごろから
声掛けをはじめてもよいかもしれません。
指しゃぶりをやめさせる方法は
・絵本で理解を促す
・ごほうびのシールをつかう
・寝る時は手をつないで指が口に入らないようにする
・指人形を使い「お口に入れないでね!」と言う
など、褒めたり励ましたりする方法がおススメされています。
スタッフの2歳半のこどもはとても指しゃぶりが好きで
吸いだこが出来るほどなので咬合への影響がかなり心配です・・
しかし指しゃぶりをしないと眠ることができないので
今は日中は指しゃぶりをしないお約束をし、日中やめることから挑戦しています!
指しゃぶりをやめさせようと厳しく叱りつけるなどすると
隠れて吸うようになり、かえって酷くなったり、
精神的に不安定になる場合があるといわれています。
気長にチャレンジできると良いですね!!
咬合への影響や、指しゃぶりのやめさせ方なども併せて相談できる
お子さまのかかりつけ歯医者を見つけてみるのも安心です♪
↓↓赤ちゃん歯科・小児歯科のご相談は↓↓
増田歯科・矯正歯科
TEL:06-6352-1187