小さなこども達と「おやつ」との付き合い方
こども達の大好きなおやつ・・
しかし、健康面だけではなく
歯科の面からも砂糖は天敵です!!
むし歯の原因菌は砂糖を消費して活動性をあげるからです。
他方で幼児にとって「おやつ」は、
1回の食事量が少ないため不足する栄養を
補うといった重要な役割があるといわれています。
ではどのように「おやつ」を与えていけばよいのでしょう??
~3歳まで
歯科の観点からは、
3歳までのおやつは甘くないものを勧めています。
例えば
・プレーンのヨーグルト
・小魚
・さつまいも
・とうもろこし
・じゃがいも
・チーズ 等を推奨しています!
(※実際に与える際は年齢・月齢に応じた大きさ、アレルギーにご注意ください)
3歳~5歳頃まで
もちろんできる限り砂糖を避けることが望ましいですが、
こども同士でお菓子を食べたり、
まわりの大人にお菓子をもらったり・・
甘いお菓子を食べる機会も増える時期です。
WHO(世界保健機関)は1日の砂糖摂取量の目安を、
1日に摂る総エネルギー量の5%未満に
抑えるべきというガイドラインを発表しています(2015年3月)。
歯科としても砂糖16gぐらいに抑えるのが望ましいと思われます。
砂糖16gだと
・チョコチップクッキー2枚
・こども用ジュース1~2本
・グミ8粒
・ソフトキャンディー2粒
程度が目安です!
(※実際は製品の食品表示をご覧ください)
フルーツにも要注意
また患者さまの中には
「お菓子をあげないでフルーツを沢山食べさせています!」
という方も伺います。
色々な味覚に触れる良い機会かと思われますが、
フルーツには多くの果糖がふくまれるので
むし歯のリスクもとても高いものです。
3~5歳の砂糖量の目安だと
・みかん1個
・バナナ1/2
・ぶどう3粒
・りんご1/3~1/2
・いちご 小5粒
程度となるかと思います。
歯科医師や歯科衛生士のなかには
我が子には小学校になるまで甘いお菓子をあげない!
と徹底されている方もいらっしゃいますが
なかなか難しいですよね・・
ぜひ
①可能な限り砂糖を減らした「おやつ」
②お家での口腔内ケア
➂歯科医院での定期ケア
の3点を心に置きつつ、無理のないように
歯科医院と一緒にお子さまのお口を守っていきましょう!
(参考:内閣府食品安全委員会https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04220570294)
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