今こそ摂りたい!【ビタミンCとビタミンD】
こんにちは。
大阪市北区 南森町にある歯医者さん 増田歯科・矯正歯科の管理栄養士 宮本です!
コロナに加えインフルエンザも流行している冬のこの時期…。
みなさん、マスク以外の対策されていますか?
今回は、そんな今だからこそ摂ってほしい栄養素【ビタミンC】と【ビタミンD】についてのお話です。
1、ビタミンCについて
基本情報
効果
不足すると…
歯医者さんでは
こんな方におススメ
2、ビタミンDについて
基本情報
効果
不足すると…
歯医者さんでは
こんな方におススメ
3、効果的な摂取方法は?
1、ビタミンCについて
ビタミンCは抗酸化ビタミンとも呼ばれ、病気の予防だけでなく美しさの維持にも有効です。
体に溜めておくことができないので、一度にまとめて大量に摂っても尿として体の外に排出されてしまいます。
こまめな摂取がポイントです。
【基本情報】
・水に溶ける性質
・体で作ることが出来ない(口から取るしかない)
・酸化ストレスによって減少する
・新鮮な野菜や果物からとれる
・年齢とともに減ってしまう
その他、熱に弱いという性質もあります。
野菜や果物も、調理によって熱を加えることで分解されてしまいますので、できるだけ新鮮で生のものであると効果的です。
【効果】
・シワなどの老化や、ガン発生の原因となる活性酵素を除去する
・シミの原因となるメラミンの発生を防ぐ
・コラーゲンの産生を助け肌の質が良くなる
・抗ストレス作用によって、メンタルが安定する
・ホルモンの分泌を正常化させて、倦怠感や疲れにくくなる
・抗ウイルス作用で、免疫力アップ(コロナやインフルにも有効)
・病気や怪我の回復が早くなる
【不足すると…】
・活性酵素が体に溜まり、ガンのリスクが上がる
・シワやシミ、たるみが出来やすく、肌にハリもなくなるので老ける
・ホルモンの分泌がうまくいかず鬱になりやすくなる
・疲れやすく、また体の回復に時間がかかる
・免疫力が低下し、感染症にかなりやすくなる
・怪我や病気が長引く
【歯科との関連性】
・口内炎予防
・歯茎からの出血を防ぐ
・歯茎にハリがてて若々しくなる
・ウイルスなど感染症への免疫力が高まる
・術後の回復が早くなる
【こんな患者様におすすめ】
・口内炎ができやすい方
・歯周病じゃないのに歯茎から出血する
・歯茎にハリがなく、老けて見える
・免疫力をアップさせたい
・若々しさを保ちたい希望がある
・抜歯やインプラント、歯周外科処置後の方
厚生労働省の発表では、ビタミンCは1日100㎎を推奨されていますが、これは「この量を下回ると健康被害のリスクが高まる」という指標です。
それでもレモン100gほど。
さらにそこから健康維持や美容効果を期待するのであれば少なくとも1日1000㎎、アメリカでは2000~3000㎎程摂取が必要とも言われています。
体に溜めておくことができないので、こまめに補給するとなると大変ですよね。
効果的な摂取については後述するとして、つづいて【ビタミンD】についてのご紹介です。
2、ビタミンDについて
ビタミンDは日光に当たることによって体内でつくることのできるビタミンです。
しかし、コロナ禍による外出自粛や過剰な日焼け対策、冬季の短い日照時間などにより作ることができず不足状態になっている方もいらっしゃいます。
【基本情報】
・油に溶けるビタミン
・日光と温度によって体で作ることができる
(外にあまり出ない人、徹底的に日焼け対策をしている人、低体温の人はさらに不足しがちになる)
・食事からでも取れるが、十分に摂ることは難しい
・ホルモンに似た働きをする
【効果】
・骨を強くする
・血圧を安定させる
・筋肉を維持する
・免疫力を高める
・体の炎症を抑える
・アレルギーの発症を抑える
・循環器疾患(心臓病など)のリスク低下
・ガンの発生リスク低下
・メンタルを安定させうつ病予防
・不妊治療に効果的
【不足すると…】
・骨の質が悪くなり骨粗鬆症や骨折をしやすくなる
・筋肉が減り代謝が落ちたり、(高齢になると)転倒のリスクがある
・免疫力低下によりコロナやインフルにかかりやすくなる
・アレルギーが発症しやすくなる
・ガンや心臓病リスクが上がる
・妊娠しにくくなる
・うつ病になりやすい
【歯科との関連性】
・アレルギー鼻炎からくる口呼吸の予防
・歯の質を強化
・口輪筋など筋肉を維持し、咀嚼力をキープ
・抗炎症作用で、歯周病などの進行抑制
【こんな方におすすめ】
・ご高齢の方
・高血圧、糖尿病に罹患している
・外に出る機会の少ない方
・日常的に紫外線対策をバッチリしてる
・魚介類をあまりたべない
・骨密度が低いといわれたことがある
・風邪をひきやすい
・虫歯リスク、歯周病リスクが高い
・噛む力など筋肉を維持したい
ビタミンDを食事からとる目安の量は日本では推奨量が5.5μg、目安量8.5μgとなっており、生の舞茸でいえば200g、紅鮭25gほどです。
しかし、厚生労働省が行った調査では日本人のビタミンD摂取量は必要な量を満たしていない方が多く、全体的に不足状態にあると言えます。
3、効果的な摂取方法について
ここからは効果的な摂取方法についてご説明いたします。
まずビタミンCについて。
ビタミンCのポイントは、目的に合わせてとること。
1回にたくさんとっても、水分に溶けて体の外に排出されてしまうのでこまめに摂りましょう。
紫外線対策なら朝、ストレス解消のためなら夜が効果的です。
ビタミンDはキノコや魚介類に多く含まれています。
脂溶性(油に溶ける性質)のため、キノコから摂取したい場合は油と一緒に摂取すると効率がよくなります。
しかし、これらを継続して毎日とるのが難しい場合もあるかと思います。
特に1人暮らしでは多くの食材を買っても余らせてしまうことから単品料理が多く、わかっていてもなかなか現実的ではないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
また、近年は食品改良が進み「おいしさ」や「食べやすさ」を追求した結果、昔と比べて同じ重さあたりのビタミン・ミネラルの量が減少してきたとも言われています。
そこで活用したいのがサプリメントです。
ビタミンDにおいては厚生労働省でも必要に応じての摂取をうたっており、忙しい現代人が手軽に栄養を補給できる強い味方であるとも言えます。
(参照:厚生労働省 「統合医療」に係る 情報発信等推進事)
当院でも昨年度から試験的にスタッフ間でサプリメントの取り扱いをしておりましたが、継続的な摂取で
・風邪をひく頻度が減った
・ビタミンC、Dを継続して服用しているスタッフは全員コロナに1度も感染していない
などの傾向があったため、この度4月より皆さまへもご提供させていただくことが決定いたしました!
(※あくまでも当院スタッフの結果ですので、効果を確実にお約束するものではございません)
市販のサプリメントでは、
・目的栄養素以外の成分が多い製品
・含有量が少なく効果が期待できない製品
(最低限の成分量を満たせばその栄養素の名前をうたえるため)
・摂取が効率的ではない性状の製品
・微量なごみが混じっている製品
など、専門家ではない限り安全な製品を見分けることが難しいですが
当院で取り扱いのしているものは安心で高品質、医療機関でも多く取り扱いのある「医師も飲んでいるサプリ」として定評があります。
いかがでしょうか?
最近なんとなく調子がわるい、
気分がずっと落ち込みがちだ、
疲れが取れず十分なパフォーマンスができていない
そんな場合、もしかすると栄養不足が原因の一つかもしれません。
免疫力をアップさせるだけでなく、うつ病予防や美肌、がん予防にも効果が期待されるビタミン。
摂取やサプリメントについて気になる方は、当院スタッフまでお声掛けください。
※過剰摂取による健康被害を防止するため、用法用量に関しては自己判断ではなく専門家のサポートを受けていただくことが大切です。
ご予約はこちらから
お電話(06-6352-1187)でも受付しております!
お口だけでなく体も一緒に、健康維持と美しさの向上をしていきましょう♪
(参考:「統合医療」に係る 情報発信等推進事 厚生労働省eJIM)