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こんにちは。

大阪市北区　南森町の　増田歯科矯正歯科　歯科医師の増田です。

 

皆さんはご自身の歯並びについて気になったことはありますか？

正しい歯並びは、見た目の美しさだけでなく歯を長く健康に保つことにもつながります。

 

また反対に不正咬合などのの問題は、咀嚼や発音、心の面にも影響を与えることがあります。

この記事では、きれいな歯並びを作る方法や期間、効果について解説します。

 

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１，矯正治療の効果

①歯並びの改善

②咬み合わせの正常化

③自信の向上

④歯や歯茎の健康維持向上

⑤お顔立ちのバランス

２，きれいな歯列を作る治療の方法

①ブラケット矯正

②マウスピース矯正

③その他の方法

３，矯正治療の期間

４，まとめ

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１，矯正治療の効果

矯正治療は歯の不正咬合や歯並びの問題を改善するために行われる治療法で、近年では様々な治療法がでてきたことでチャレンジする方も増えています。

矯正治療は、

「歯並びやかみ合わせを整える」

という大まかな治療のゴールは同じですが、

実際は患者様それぞれによって治療の目的や最適な方法が様々であり、それによって治療の効果も異なります。

また、同じ歯並びでもクリニックや担当医の方針によって治療法が変わってきますので、注意が必要です。

 

当院で治療をしていただく場合では、下記のような効果はほとんどの矯正患者様に当てはまります。

 

①歯並びの改善

一般的には、矯正治療＝歯並びの改善　というイメージが大きいのではないかと思います。

当院のご相談に来られる方も、出っ歯や八重歯、ガタガタ歯など、コンプレックスを抱えられている患者様がほとんどです。

矯正治療ではそういった歯並びのズレを改善し、整った歯列を作ります。

 

②咬み合わせの正常化

矯正治療は歯並びだけでなく、かみ合わせの改善にもつながります。

不正咬合と言われる反対咬合や開咬（かいこう）、切端咬合や過蓋咬合などは、放置すると日常生活にも支障をきたしてしまいます。

（ズレによる顎関節の症状や、特定の歯に大きな力がかかることによる歯や歯茎へのパワーリスクなど）

治療によって上下左右のかみ合わせを正すことで、こういった諸症状の悪化を未然に防ぐことができます。

 

③自信の向上

歯のコンプレックスが改善されるにより、お口元から患者様の自信が高まります。

「以前は人と話す時に無意識に手で口元を隠していたけど、今（治療後）は自然と会話できる」

「昔は笑顔の写真が少なかったけど、今は思いっきり笑うことができる」

「海外の人とも自信をもって話すことができるようになった」

など、お気持ちの面でも喜びのお声を多く聞きます。

 

④歯や歯茎の健康維持向上

正常な位置からズレてしまった歯並びは、見た目だけでなく、ケアのしにくさにもつながります。

矯正治療による歯並びの改善により、歯磨きがしやすくなり、歯周病や虫歯の予防に役立ちます。

できるだけ早期に治療を行うことで、健康な歯や歯茎を長く保つことができます。

 

⑤お顔立ちのバランス

正しくない歯並びやかみ合わせは、時にお顔のバランス悪化に影響することもあります。

最近では、患者様から相談時に「口ゴボ」「Eライン」といったワードを聞くことも多くなりました。

当院の矯正治療では、歯並びやかみ合わせといったお口の中だけではなく、骨格バランスの検査結果も含めて治療計画を作成しております。

お口の環境を整えることで、一般的にキレイといわれる骨格ラインに近づくことができます。

 

２，きれいな歯列を作る治療の方法

①ブラケット矯正

歯の表面に「ブラケット」金属製の器具を付け、ワイヤーを通すことで歯の位置を調整する方法です。

従来からある症例数の多い方法で、どんな歯並びの方にも対応できることが特徴です。

また、一般的には他の矯正治療と比較した際に安価であるというメリットもあります。

 

一方で、自分では取り外しができないためケアが難しく、決められた期間ごとに通院しないと矯正治療が予定通り進まないという特徴もあります。

また、歯の表面に器具が付くため治療中は見た目が目立ってしまいます。

気になる場合は、一般的な金属のブラケットの他に、「ホワイトブラケット」という見た目に配慮したものもありますのでご相談ください。

（当院では、ブラケット矯正の約8割の患者様が「ホワイトブラケット」を選択されています。）

 

その他にも、「リンガルブラケット」と呼ばれる歯の裏側に装置を付ける治療法もあります。

表面からブラケットが見えないため、見た目では矯正治療をしていることがほとんどわかりません。

この場合、見た目にはわかりにくいというメリットの反面、治療費用が高額になる、対応不可な症例があるなどの点に注意が必要です。

表側の矯正に比べて、高度な技術が必要で難易度が高いため、クリニックや担当医選びを非常に慎重にしていただくことが後悔のない治療につながります。

 

②マウスピース矯正

マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットを使わず、透明で薄いマウスピース型の装置を定期的に交換することで歯を正しい位置に動かします。

当院ではマウスピース矯正の中でも幅広い症例に対応し、世界で多くの方の治療に使われているインビザラインを取り入れております。

透明のマウスピースを使用するため目立ちにくく、見た目を気にされる方に人気であるほか、装置は自分で取り外しができるため、ケアがしやすいことも特徴です。

さらに、マウスピース装着と交換をご自身で管理いただければ、ワイヤー矯正と比較して通院の頻度を少なくできるというメリットもあり、お仕事が忙しく歯医者さんへの来院がネックであった方にも始めやすい治療といえます。

当院ではリモート治療も行っており、北は北海道、南はオーストラリアまで就職や転勤により通院が難しくなった方にも治療を継続いただけすシステムを導入しております。

 

一方で、症例数の増加や技術の進歩によりその数は減ってきたものの、ワイヤー矯正よりも治療できる症状が限定されているという特徴もあります。

また、完全に自己管理になるため、定された装着時間を守らないと、治療の結果に影響を及ぼすことがあり、治療期間が長くなることがあるため注意が必要です。

 

③その他の方法

・セラミック歯

虫歯や破折によって歯の形自体に問題がある場合は、上記の方法と並行してセラミック歯を用いることも方法の1つです。

 

・インプラント

欠損歯の放置は、歯並びやかみ合わせの悪化につながります。

インプラントは入れ歯やブリッジと違い、歯を失った場所に直接人口の歯を作る治療法で、自歯を失ったとしてもきれいな歯列を保つことができます。

 

３，矯正治療の期間

矯正治療の期間は、患者様の歯の不正咬合の種類や重さ、治療方法によって異なります。

一般的な矯正治療の期間は約1年～3年程度ですが、症状が軽い場合や加速装置を使用する場合は期間が短縮されることがあります。

一方で、複雑な症状やマウスピースの装着時間が管理できない場合は、期間が長くなることがあります。

 

治療期間は通常、歯列矯正の初期段階で歯の移動が最も速く、次第に緩やかになります。

このため、治療の最初の数ヶ月から数年間は定期的に歯科医院を訪れ、調整を行う必要があります。

また、治療がおわったあとは「保定期間」と呼ばれる、歯に正しい位置を覚えてもらうための期間が必要です。

 

４，まとめ

矯正治療の効果は歯並びの改善だけではなく、将来の歯の健康維持やお顔のバランスにも関わっています。

できるだけ早期に治療を行うことは、更なる悪化を防ぐだけでなく、その後のQOLの向上にも有効です。

 

患者様のお口によって方法の選択肢や期間・金額が異なってくるため、気になる場合はお気軽にご相談にいらしてください。

 

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理事長/院長　増田智基