虫歯治療の不安解消!【歯の詰め物の種類について】
こんにちは。
大阪市北区 南森町 増田歯科矯正歯科で理事長をしております歯科医師の増田です。
皆さんは虫歯の治療を経験されたことはありますか?
予防意識の定着により、30年前の時代と比べると日本の虫歯人口の数自体は緩やかな減少傾向にありますが、
同時に、人口の高齢化も進んでいるため、虫歯治療への知識をつけておくとこは
皆様の今後にとって重要なことであるといえます。
この記事では、虫歯治療について詳しく説明し、虫歯の予防と治療方法
中でも詰め物の種類に焦点を当てて解説していきます。
1,虫歯の原因と進行
2,虫歯治療の方法
3,詰め物の種類
①コンポジットレジン
②メタル
③セラミック
④アマルガム
4,治療後の歯を長持ちさせるために
5,まとめ
1,虫歯の原因と進行
虫歯が神経(歯髄)まで進行している状態です。
神経に炎症が起きている場合や、激しい自発痛を伴う場合も多いため、神経を取り除かなければなりません。
患部、神経の除去
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根っこの炎症を取り除く治療(根管治療)
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根っこにお薬を詰める(根管充填)
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歯の土台を作成する ※レジンやファイバーの素材は即日で完了しますが、メタルの場合は作成に日にちがかかります
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かぶせ物の型どりをする
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詰め物をする
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かみ合わせの高さを含め、表面を研磨して形を整える
神経は非常に細く、精密な治療が必要なため、治療に回数がかかります。
神経の治療は根管治療と呼ばれ、この根管治療の途中で痛みが引いたからと言って治療を中断した場合
歯の予後が非常に悪くなってしまいます。
回数がかかるため通院が大変かと思いますが、必ず最後まで治療を受けるようにしましょう。
また、歯の大部分が失われているため、かぶせ物の作成の前に土台が必要です。
土台にもいくつか材質の種類があり、歯の状態や選んだかぶせ物の種類によって担当スタッフと一緒に適切な材質を検討します。
歯の組織がほとんど失われた虫歯(C4)
この場合、歯を保存することはかなり難しく、炎症の広がりなど他の歯への影響を考えてほとんどの場合が歯を除去する選択となります。
抜歯治療後は、他の歯の寿命が短くなることを防ぐため、代わりになる入れ歯やブリッジ、インプラントなどの処置を受けていただきます。
(それぞれの治療の内容や、メリットデメリットについて詳しくはこちら)
3,詰め物の種類