【小児矯正】子どもの矯正の効果は?本人に負担はない?
こんにちは。
大阪市北区 南森町の 増田歯科・矯正歯科 歯科医師の増田です。
みなさんは、お子さんの歯並びやかみ合わせについて、気になることはありますか?
当院では歯が生えそろう前の生後6か月ごろからお子さんの定期健診を行っているほか小児の矯正も行っているため、
ご家族の方から、
「小児矯正いつから始めたらいいの?」
「どんな効果がある?」
「子どもに負担はない?」
など、よくご質問をいただきます。
小児の歯列矯正は、早期に歯並びや噛み合わせの問題を解消し、お子さんの将来のお口の健康を促進するためにもとても重要です。
この記事では、そんな小児歯列矯正(小児矯正)について詳しく解説していきます。
1,小児矯正の効果とは?
2,矯正開始に適切な年齢
3,矯正は本人にとって負担?
4,矯正治療スタートまでの流れ
5,まとめ
1,小児矯正の効果とは?
小児の歯並び矯正は、お子さまの成長期において本人の歯並びや顎の成長を確認しながら、必要に応じて矯正を行う治療です。
この治療には、成長発育時期に行うからこそ得られる、さまざまな効果があります。
①抜歯の可能性を低減した治療ができる
歯並びは「歯が生えるスペース(顎の大きさ)」と「歯の大きさ」によって構成されます。
早期に介入を行うことで、顎の成長発育にアプローチが可能なため、歯を抜かずにお口の環境を整えることができます。
②成人矯正と比べて痛みや違和感が少ない
お子さまの骨は柔らかいため、硬い骨の大人の矯正と比べて痛みを感じにくいと言われています。
器具も成長にあわせたものを使用するため、装着による負担も少ないです。
③費用の負担が少ない
小児矯正は一般的に、総額100万円ともいわれる成人矯正の約半額程度で行うことができます。
当院の場合も、お口の環境や症状にもよりますが、小児矯正のみで治療が完了した場合は自己負担額が約半分ほどです。
④身体の健康維持
悪いお口の環境は、口呼吸による感染症リスクの上昇や、不十分な咀嚼による長期的な胃腸への負担にもつながります。
身体の入り口であるお口の環境を整えることは、全身の健康維持に関しても重要です。
⑤将来長く歯を残すことにつながる
歯並びやかみ合わせが悪いと、虫歯・歯周病・顎関節症などお口に問題が起きるリスクが上がってしまいます。
早期に整えることで、こういった病気になりにくい環境を作ることが可能です。
また、幼少期から歯医者さんに通い慣れておくことや、正しい歯ブラシの使い方を学ぶことは
矯正治療が完了した後も十分なプロケア・セルフケアの習慣形成につながります。
また、歯並びが整っていると、思春期以降もご本人が自信を持って笑顔を見せることができ、心理面にも良い影響を与えます。
2,矯正開始に適切な年齢
①一般的な矯正治療の場合
一般的な子どもの矯正治療は、5〜7歳ごろに始めるのが最も効果的とされています。
発達には多少個人差がありますが、目安としては下の前歯が抜け始める時期です。
この時期は、上顎の成長がピークを迎える前の段階ですので、顎の成長を促しながらお顔のバランスも考慮した治療を受けることができます。
ただ当院では、一般的な矯正治療が開始となる少し前、可能であれば4歳ごろに1度専門医を受診いただくことを推奨しております。
②受け口の矯正治療の場合
反対咬合(下顎前突、受け口)の場合は、一般的な矯正治療よりも早く3〜4歳頃から歯医者さんを受診して治療を開始することが重要です。
これは、反対咬合が進行することで将来的にお口の中だけでなく顔のバランスが崩れる可能性が高く、
できるだけ早期に治療を始めることで、この将来のトラブルを最小限に抑えることができるからです。
適齢期におけるお子さまの成長スピードは、大きな個人差があります。
事前にご来院し診させていただくことで、ご本人にとって最適な開始時期を見極めることができますし、
ケースによっては、器具を使用した本格的な矯正治療の開始前にトレーニングや生活習慣の工夫等を行うことによって、
矯正を始めた際の負担が軽減できる場合もございます。
3,矯正は本人にとって負担?
自身の意思で始める成人矯正と違い、小児矯正は大人の話し合いで始めることも多く、
お子さま本人へのご負担なども心配の1つかと思います。
結論、もちろん個人差はありますが器具への適応度は大人よりお子さまの方が高いというのが見解です。
子どもの骨は、すでに成長が終わり骨もしっかりした大人と比べて柔らかく、矯正介入時の痛みも比較的負担が少ないです。
また、成長に合わせて矯正をおこなうため、”歯を抜く”という処置を避けてお口の環境整備をすることができます。
一方で、ご自身で着脱可能な器具の場合、装着に慣れず思うように進まないケースもございます。
お子さまによって、性格やお口の中の感じ方に違いがあるのは当たり前のことですので、
そのような場合はご連絡をいただき、利用方法の検討や器具の変更のご相談など担当スタッフと保護者とお子さま
一緒に最も本人のご負担が少なく、かつ効果も望めるような道を探っていきましょう。
また、当院では、お子さまご本人のお気持ちも矯正治療における重要要素であると考えています。
矯正開始前には、保護者の方だけでなくお子さまご本人にも矯正治療に対するお気持ちやご不安をお伺いし、
必要であればご年齢に応じた資料でお子さまご本人にも歯並びの大切さをお伝えするなどの対応を行っております。
小児矯正スタートにおいて「本人の意思に反して無理やり治療を行う」といったことも一切ございませんのでご安心ください。
4,矯正治療スタートまでの流れ
①カウンセリングを予約
まずは無料相談にて、クリニックの特徴や小児矯正治療についての説明を受けましょう。
ご予約は、お電話・WEBにて承っております。
②精密検査を受ける
歯並びや骨格、発育状態に関する資料収集を行い、その後担当医より分析、治療計画の作成を行います。
(お口のチェック、レントゲン撮影、口腔内写真、セファロ骨格分析 等)
③検査結果を聞く
最適な治療法、期間、費用、支払い方法などについてのご説明をさせていただきます。
お子さまご本人も含め、矯正治療を行うかの最終決定をしていただきます。
④虫歯治療・クリーニング ※必要な場合のみ
検査にて虫歯が見つかった場合や事前にクリーニングが必要な場合は、治療前に処置を完了しておきます。
⑤治療開始!!
5,まとめ
お子さまの発育において、歯並びやかみ合わせも気になる要素の1つですよね。
小児矯正は、乳歯から永久歯に生え変わりをする重要な時期に
成長時期に合わせた器具や方法でお口の発育環境にアプローチを行う治療です。
増田歯科・矯正歯科では、小児矯正において
・見えない(器具は歯の裏側に装着し、内側から顎の成長を促す)
・抜かない(早期発見・早期介入で歯が生える環境にアプローチをし、抜歯の可能性を低減)
・痛くない(ご本人への負担を最小限に。続けやすさにこだわります。)
3つのないを大切にしております。
お口の環境は、虫歯の発症リスクやお顔立ちだけでなく、本人の心理的な面や将来の健康にも関与しています。
私たちが考える小児矯正の最終的な目的は、
「歯並びをきれいにすること」のその先にある「お子さまご本人が幸せな人生を送っていただくこと」です。
お子さまに気になる傾向や症状がある保護者の皆さま
一緒にお子さまのお口と将来について考えませんか?
まずは、無料のご相談だけでもOKです!
ご予約はこちらから
お電話(0663521187)でも承ります!
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TEL 06-6352-1187
大阪市北区東天満1-11-9 101
理事長/院長 増田智基
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