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”4歳”がポイント!?子どもの虫歯予防と綺麗な歯並びのために気を付けたいこと

こんにちは。

大阪市北区 南森町 増田歯科・矯正歯科で小児歯科 小児矯正をしております 歯科医師の増田です。

 

 

子育て中の保護者のみなさま、毎日大変お疲れ様です。

私にも二人の子どもがおりますが、お子さんの健康維持というのは保護者にとってとても気になる話題ですよね。

 

歯科医師の立場で「お子さんの虫歯予防、歯並びの悪化予防」の観点から申し上げますと

”4歳”が1つの重要なタイミングであるといえます。

この時期は乳歯から永久歯への重要な過渡期であるとともに、お子さんの習慣形成に関わる時期でもあるからです。

 

今回は、将来のお子さんの健康維持のために4歳児時点で注意したいポイントについて解説します。


お子さんの歯の健康を守るために

1,4歳児の歯の発育って?

2,○○習慣が予防のポイント!

3,こんな症状があったら注意

~まとめ~


1,4歳児の歯の発育って?

歯の生える時期には個人差がありますが、

2歳〜3歳ごろには乳歯が生えそろい、4歳時点では上下左右20本の乳歯が生えそろった状態のお子さんが多くなります。

味つけの濃さなどにはまだ工夫が必要なものの、固いものもある程度しっかり噛んで食べられるようになり、

大人とほぼ同じ内容の食事を楽しめるようになります。

 

この時期は、目に見える大きな変化は感じられないかもしれませんが、

見えない骨の中では着々と永久歯への生えかわり準備が進められています。

そのため、将来の永久歯の歯並びや健康維持にとっては特に重要な時期です。

 

2,○○習慣が予防のポイント!

では、具体的にはどんなポイントがあるのでしょうか?

3つに分けてご説明します。

 

①日々の歯磨き習慣

自我が芽生えてきて「自分でする!」と言いがちな歯磨きですが、

この時期はまだまだ保護者の仕上げ磨きが必要です。

強く磨きすぎると歯茎を傷つける可能性があるため、歯と歯茎の境目に当ててやさしく磨いてあげてください。

 

また、虫歯予防に有効な歯磨き粉はフッ素入りのものを使用し、豆粒大程度の量を目安に使用してください。

年齢に応じた歯磨き粉や歯ブラシの選び方について、事前に歯医者さんで聞いておくと安心ですね。

 

②歯科検診の習慣

この時期に虫歯ができてしまうと、永久歯へ悪影響をおよぼす恐れもあります。

また、将来歯並びが悪くなりそうな場合の早期発見・早期予防につながるのもこの時期です。

 

当院では0歳からの歯科医院受診を推奨しておりますが、

「歯医者デビュー」はご家庭やお子さんの状況によって異なりますよね。

 

4歳からの来院でも、遅くはございません!

この時期までには、3~4カ月ごとに定期的な歯科検診を受けていただければと思います。

早期発見・早期治療が、虫歯や歯肉炎の予防に効果的ですので、一度お気軽にお問い合わせください。

 

③食生活の習慣

おやつの選び方

この時期には、ご家庭では気を付けていてもお友達間や園などで甘いお菓子やジュースを口にする機会もでてくるかと思います。

おやつには3食では補いきれない栄養を補充する「捕食」の役割もあるため、

おにぎりや果物、チーズなどを選んで与えることが理想的ではありますが、完全に管理することが難しい状況ももちろんありますよね。

市販のおやつも活用いただいて無理なくお過ごしいただきたいのですが、

歯につまり虫歯になりやすいチョコやチューイングキャンディー、クッキーなどは可能な限り避けていただくと安心です。

 

また、イオン飲料(スポーツ飲料)も糖がたくさん含まれているため、ジュースと同じように虫歯の原因になります。

水分補給は糖分を含まないお茶や水で行うように心がけましょう。

 

「よく噛んで食べる」が綺麗な歯を作る

4歳からの時期は、顎の発育が大きく進みます。

顎の発育はお口周りの筋肉によって促進されるため、

しっかり噛んで食べる習慣を身につけることが正常な発育につながり、永久歯の歯並びが整いやすい環境を作ることができます。

 

また、よく噛むことでお口のお掃除をする効果のある「唾液」の分泌が促進され、虫歯や歯肉炎の予防にもつながります。

 

柔らかいものばかりだと丸のみの習慣がついてしまう場合もあるため、

適度に固い食べ物も取り入れ、しっかり噛んで食べる習慣を身につけましょう。

 

3,こんな症状があったら注意

4歳の時点で、以下のような症状があった場合は早めに歯医者さんを受診しましょう。

早期発見が、負担の少ない治療や予防につながります。

 

・歯が変色している

虫歯の可能性があります。

放置することで口腔内の環境が悪化し、永久歯の虫歯にもつながりますので早めの治療が必要です。

 

・常にお口がぽかんとあいている

日常的な口呼吸の可能性があります。

口呼吸は虫歯・歯肉炎リスクの上昇だけでなく、歯並びの悪化やお身体の健康にまで影響します。

”お口ぽかん”防止のトレーニングで防げる場合もあるため、気になる場合は一度ご来院ください。

 

・歯が重なって生えている

永久歯は乳歯の約1.5倍ほどの大きさで生えてきます。

この時期で重なっていたり、すき間が一切なくびっしり並んでいる場合は

一度歯医者さんを受診して、永久歯の歯並びに影響がなさそうかチェックしておくと安心です。

 

・かみ合わせが反対になっている

「反対咬合」「受け口」の可能性があります。

下の歯が上の歯より前に出ている場合は、必ず歯医者さんを受診してください。

 

その他、普段のケアやお子さんの癖や症状で気になることがある場合はお気軽にお問い合わせください。

 

~まとめ~

お子さんの将来のお口の健康を守るためには”4歳”の時期が重要です。

早い段階から適切なケアや習慣を身につけていただくことによって、生え変わり後も健康な永久歯を保つことができます。

 

当院では、お子さんの歯のケアに関するご相談を随時受け付けております。

 

小さな疑問や不安でも構いません。

少しでも気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください!

 

 

南森町で 小児歯科 小児矯正 子どもの歯並び を相談するなら

噛み合わせ認定医在籍! 増田歯科・矯正歯科

 

お電話もしくはWEBにて承ります!

(小児矯正についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。)

 

皆様のお口のパートナーに♪

安心のかかりつけ医として皆様のご来院を心よりお待ちしております!

 

ご予約はこちらから

お電話(0663521187)でも承ります!

 

 

 

 

 

SUPERVISING DENTIST 監修歯科医師

医療法人健誠会 増田歯科・矯正歯科
理事長・院長 増田智基

院長写真

院長略歴

1978年 大阪生まれ、大阪育ち B型
2003年 大阪歯科大学卒業
在学中はヨット部主将を経験
2003年 医療法人 徳真会にて勤務
分院長を5年間歴任
2010年 増田歯科医院 継承
2015年 増田歯科・矯正歯科 開院
2020年 医療法人健誠会 法人化 開院

所属学会など

国際口腔インプラント学会 認定医
日本成人矯正学会
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
日本一般臨床矯正研究会
SJCD
日本咬合育成学会
COKI(古希の会)
GPO
インビザラインプラチナプロバイダー

受講セミナー

日本一般臨床床矯正研究会
(4日間コース、フィニッシングコース、
アドバンスコース、3Dコース)
GPO矯正レギュラーコース、アドバンスコース
顎顔面矯正セミナー
咬合育成コース(小児)
CDTC
筒井塾咬合療法コース
OSIインプラントアドバンスコース
修練会診断ベーシックコース
名古屋歯周補綴コース
など
診療時間
10:00〜13:30 - -
15:00〜19:00 - -

※土曜は9:00~13:30 / 14:30~17:00
休診日:火曜・日曜・祝日