不定愁訴の原因(4) 南森町増田歯科矯正歯科
今回は不定愁訴の原因の4番目、最後のお話です
舌の部屋である口腔が小さくなる原因は、口蓋に「骨隆起」ができることです
骨隆起とは、正常でも、上顎を舌でなでたときにふれる、歯ぐきとは違う硬い骨のこぶのことで、中身は骨だけです
骨隆起は加齢とともに、中年以降になるとだんだん大きくなったりすることがありますが、徐々にそうなるので本人は慣れてしまっています
問題になるのは、骨隆起が下顎の内側の歯の下の部分にできたり、上顎にあっても大きすぎたり、できた位置が手前すぎたりするときです
こうなると、口腔内の容量が減って舌の部屋が狭くなるのに伴い、体の酸素不足はひどくなり、当然、頭痛や肩こり、めまいといったいろいろな不定愁訴も重なって出てきます