年齢に応じて変わっていく不定愁訴 南森町・増田歯科矯正歯科
舌の筋肉や歯並び、噛み合わせの異常が原因となる不定愁訴には、年齢が加わるにつれて、
どんどん症状がひどくなっていくもの
ほかの部位の不定愁訴やほかの病気に移行したり、発展していくもの
ある年齢になると消えていくものなど、いくつかのパターンがあると考えられます
たとえば、幼稚園の年長くらいから小学校の中学年くらいにかけて、慢性鼻炎といわれるような子どもがいます
いつも鼻がズルズルしていて、よくのどから鼻かぜをひきます
このような子どもは、当然、舌がのどに落ちたり、流れ込んだ状態になっている子です
これは耳鼻咽喉科に行ってもなかなか治りませんが、舌による酸素不足の原因を治さなくても、小学校高学年になるころに自然によくなってしまうものです
しかし、鼻炎は自然に治っていくにしても、前述したように、中学生や高校生になって、片頭痛に悩まされたり、朝どうしても起きられなくて、それが登校拒否や学業不振につながったりすることもあります
このようなとき、周囲からは怠け癖や仮病と誤解されたりしがちですが、本人は実際、とてもつらいです
お子さんが、原因不明のしつこい頭痛や寝起きの悪さを訴える場合は、ぜひ一度、歯並びや噛み合わせを確かめてみてください