胃腸虚弱にも口腔の状態がかかわっている 南森町・増田歯科矯正歯科
口腔は全身にとって玄関のようなものです
その働きは、咀嚼と嚥下を主にしており、どちらの働きがおろそかになっても健康を害します
歯並びや噛み合わせに問題があると、咀嚼の機能が十分に発揮されず、よく噛めません
また、唾液の分泌も悪くなるので、食物の消化がうまく行われません
咀嚼された食物を胃に運ぶのは嚥下作用です
飲み込むという行為自体は、これまではあまり焦点が当てられてきませんでしたが、人間は歯がないとうまく飲み込むことができません
咀嚼、嚥下がスムーズにいかないと、当然、胃腸にも負担がかかって、栄養の吸収が不十分になるため、体はエネルギー不足になってしまいます
そのうえ、噛み合わせの異常がもたらす酸素不足が重なると、全身の活力が不足して、倦怠感や無気力を招きます
もともと嚥下にかかわる咽頭部と舌根部の筋肉と神経は、血圧など、全身の健康状態に大きな関わりがあると言われています
「健康」は、よく噛める歯と顎、うまく飲み込める舌とのどがあってこそ、手に入るものなのです