いびきと睡眠時無呼吸症候群の原因は? 南森町・増田歯科矯正歯科
睡眠時に呼吸やいびきが一時止まる睡眠時無呼吸症候群は、高血圧症や突然死につながるのではないか、太った人に多いのではないかと思われていますが、これについては大人も子どもも同じだと考えてください
小さいころから舌の筋肉がついていない人、元来舌が大きい人、歯並びが悪く、舌の部屋が小さい人、また、噛み合わせが深い人、下顎が後方へ引っ込んでいる人、扁桃腺の大きい人など、あおむけになって寝ると、いびきをかきます
普通、こうした人の多くはこれらの原因の為、呼吸がしにくいので、あおむけで寝られず、横を向いて寝ます
横向きで寝ると、舌はのどの奥へ落ち込むことがないため、呼吸がしやすく、また、唾液が出て、のどが適当に潤っていますから、いびきはかきません
しかし、太った人は、横向きでは寝られないので、常にあおむけに寝ざるをえません
太った人の七割近くがいびきをかくと言われています
太っていて歯並びや噛み合わせや舌に問題がある人は、あおむけに寝ると舌が完全にのどに落ちます。
すると、のどは奥の壁と舌とで挟められてしまいます。
その狭い通路を空気が通る時に発する音がいびきです
さらに上を向いて寝ると唾液が出ないので、のどは乾いて、壁と舌がくっついてしまい、空気が通らなくなります
これがいびきが止まる状態です
通常脳は酸素が必要なので、呼吸を再開させるように働きかけ、再びいびきが始まります
しかし、心身ともに疲れ果てていると、体への指令を出さないので、そのまま眠りこけてしまい、最悪の事態を招きかねないのです
そうならないためにも、根本的に、歯並び、噛み合わせ。舌。のどなどを、診てもらい治療を受けることが大切です。