~手づかみ食べの始まり~6ヶ月から1歳 南森町・増田歯科矯正歯科
食べ物を目で見つけて、そこに手を持っていって指でつまむ。
赤ちゃんにとっては、当たり前のことですが、見る見たところに手を伸ばす、指先で感じながらつまむという一連の感覚と動きの連繋が成立して可能になります。
最初は手のひらでつかみます。(6ヶ月頃)
赤ちゃんはこうして感じながら動く、感覚と動きのループをひとつひとつ脳の中に獲得してゆくのです。
親指と人差し指でつまむようになると、手の使い方は格段に器用になりますが、これは生後10~12ヶ月頃です。
指先でつまめるようになってから手づかみ食べができるようになるには、2ヶ月ほどかかります。
手づかみ食べを促すためには、手を自由に使えるようにすることが大切です。
テーブルでも座卓でも、肘がつくくらいの高さの椅子を用意してあげましょう。
できれば足がブラブラしない椅子がいいですね。
さあ、「自分で食べた」と親が喜んでいられるのも束の間、手の届くものは何でもつかんで食べてみるという~手づかみ食べ~が始まります。