医院ブログ一覧 Blog List
歯科医師からみる離乳食の役割
離乳期にある保護者の皆さん!! 日々ほんとうにお疲れさまです!!! アレルギーの心配をしたり、 せっかく細かくすりつぶしても見向きもされなかったり・・ 苦労の多い離乳食。 発達・栄養学・児童心理・・様々な意味のある離乳期ですが、 歯科の観点からは、 口腔内機能を獲得する時期といえます。 ・嚥下 ・舌の動き(舌の筋肉) ・口唇の動き ・呼吸のコントロール ・噛む …
赤ちゃんの歯医者さんデビューはいつ?
こども達の「かかりつけ歯科医院」は大切。 昨今、この考えは広く知られるようになり、 定期健診に通われるお子さまも増えてきました。 その際によくお尋ね頂くのが 「赤ちゃんはいつから歯医者にいけばいいの?」 というご質問。 当院では、 「ぜひ0才から!!」とお答えしています! なぜなら、 歯が生える前から口腔内の成長ははじまっており、 将来の噛み合わ …
年齢別!0~6才の歯みがきのコツ(2)
歯みがきのコツ・・! 本日は3~6才編です♪ ★3才 こども本人 シャカシャカと上手に歯みがきを動かせるようになります。 前歯は縦磨き、ということもできるようになっていきます。 うがいもだんだん上手になります。 頬に水をためる「ぶくぶく」うがいと、 喉でする「がらがら」うがいの練習も行ってみてください。 お家の方 お口の中が最も敏感な時期も過ぎて、 仕上げ磨き …
小さなこども達と「おやつ」との付き合い方
こども達の大好きなおやつ・・ しかし、健康面だけではなく 歯科の面からも砂糖は天敵です!! むし歯の原因菌は砂糖を消費して活動性をあげるからです。 他方で幼児にとって「おやつ」は、 1回の食事量が少ないため不足する栄養を 補うといった重要な役割があるといわれています。 ではどのように「おやつ」を与えていけばよいのでしょう?? ~3歳まで 歯科の観 …
お子さまのハミガキのご褒美にも!キシリトールの効果
育児用品コーナーにいくと 「ハミガキの後のご褒美としてもお召し上がりになれます!」等と謳った キシリトールのタブレットやガム等が売っています♪ 2歳半のこどもを持つスッタフも 「ラムネ(キシリトールタブレットのこと)食べたかったらハミガキさせて!」 と日々活用中・・・。 でも甘いタブレット・ガムなのに何故ハミガキ後に食べても良いの?? という訳で今日はキシリトー …
マスク時代の今こそ矯正のはじめ時?!矯正歯科の探し方
思春期の方や、大人の方の矯正相談でよく伺うのが、 「周りに、急に矯正をはじめたと思われそうで恥ずかしい」 というお言葉。 今では見えにくい矯正など様々な方法がありますし、 ご本人が思うほど他人は気にしていないものですが、 こう思われる方が多いのも事実・・。 でも今は全員マスク時代!! 口元もマスクで隠れてしまうので、 こっそり矯正治療をはじめたい方には、うってつ …
むし歯のなりやすさ・カリエスリスク
すぐにむし歯になる人もいれば、 甘いものが大好きなのに全然むし歯にならない人もいますよね。 実はむし歯のなりやすさ=カリエスリスクは人それぞれ異なります! カリエスリスクは ①口腔内のむし歯菌の数・種類 という感染症としての側面と ②歯の質・形状 ➂唾液の質・量 という体質による部分、そして ④食生活習慣 ⑤歯磨きなどのデンタルケアの習慣 という生活習慣病の側面 …
こどもの着色汚れ
お子さまの歯の色はいかがでしょうか? 当院でも定期健診の際に、お子さまの着色を気にされる方が多くいらっしゃいます。 お子さまの歯の色に異常を感じた場合 ①むし歯 ②歯の表面の着色 ➂歯髄からくる変色 ④歯の形成不全 が考えられます。 歯の表面の着色は、お子さまの場合は口呼吸やお茶による着色のケースが多くみられます。 特に就寝前に歯を磨いたあとお茶を …
指しゃぶりと不正咬合
赤ちゃんや小さいお子さんが指しゃぶりをしている姿はとてもかわいいですね! 一方で、こどもの矯正治療が普及するなか、 指しゃぶりの影響を心配させる方も多くなっています。 結論から申し上げると、指しゃぶりは ・上の歯がでる(出っ歯) ・上下の前歯が合わさらない(開咬・オープンバイト) ・奥歯のかみ合わせが上下逆になる(臼歯部交叉咬合) といった不正咬合の原因となる可 …
こどもの歯科矯正っていつから??
「こどもは何歳から矯正治療をはじめたらいいの?」 といった質問をよくお尋ねいただきます。 こどもの矯正は 第1期治療と第2期治療にわかれます。 <第1期治療> 小学校低学年・思春期成長前までに行う矯正治療です。 歯・顎・骨の成長とともに、状態を悪化させる要素を取り除き、 その後の発育成長ができるだけ正常に近くなるように軌道修正することを目的とします。 悪習癖(指 …