医院ブログ一覧 Blog List
離乳期は、赤ちゃんも母親も困難がいっぱい 7か月~1歳
離乳食は作るのが大変困難と言っても、そういう問題ではありません離乳食を通じて、赤ちゃんは、①飲む→食べる、②呼吸しながら飲む→呼吸を止めてのみ込む、③いつもだらだら飲む→規則的に食べる、と3つの大きな切り替えをしなければならないのです。離乳期は<吸って飲む>動作と、食べ物を<のみ込む>動作を両刀遣いする時間なのです。次第に、口の奥とのどとの距離ができ(喉頭下降) …
ママができる、赤ちゃんのむし歯予防 南森町・増田歯科
子どものむし歯の予防では、①むし歯の原因になるミュースタンス菌に感染させないこと(ママからの定期的メインテナンス)が大切②ミュースタンス菌の数を減らし、悪さをしない善玉菌を増やすこと(ママの定期的なメインテナンス)が大切歯科検診に参加した妊婦の口の中の細菌レベルを調べて、ミュースタンス菌がたくさんいる妊婦を集め、赤ちゃんが3か月~2歳の間、お母さんにキシリトール …
ことばと離乳 7か月~1歳6か月 南森町・増田歯科
赤ちゃんののどは、喉頭蓋と軟口蓋が接しています。サルと同じで、鼻腔から気道までほとんどひと続きです。このため赤ちゃんは、おっぱいで口を塞いだままでも鼻だけで楽に呼吸をします。喉頭が高い位置にあるので、呼吸をしながらお乳を飲んでもむせることがないのです。産科では、生まれたばかりの赤ちゃんを<鼻で呼吸する者>と呼ぶくらいなのです。実は、哺乳類で、ヒトだけが、例外的に …
~手づかみ食べの始まり~6ヶ月から1歳 南森町・増田歯科矯正歯科
食べ物を目で見つけて、そこに手を持っていって指でつまむ。赤ちゃんにとっては、当たり前のことですが、見る見たところに手を伸ばす、指先で感じながらつまむという一連の感覚と動きの連繋が成立して可能になります。最初は手のひらでつかみます。(6ヶ月頃)赤ちゃんはこうして感じながら動く、感覚と動きのループをひとつひとつ脳の中に獲得してゆくのです。親指と人差し指でつまむように …
離乳期の大仕事 南森町・増田歯科矯正歯科
歯が生えると舌がひっこむ歯はあごの中から生えてきます。食物と違って、歯の周りの骨(歯槽骨)といっしょに伸び出してきます。歯槽骨という骨は、歯とともに成長し、歯を失うとなくなってしまう骨なのです。骨といっしょに成長し、歯を失うとなくなってしまう骨なのです。骨といっしょに歯茎が出てきて、浅いお皿のような赤ちゃんのお口は、深さのある器に成長します。こうして口の容積が、 …
離乳期の大仕事
歯が生えると舌がひっこむ 歯はあごの中から生えてきます。 食物と違って、歯の周りの骨(歯槽骨)といっしょに伸び出してきます。 歯槽骨という骨は、歯とともに成長し、歯を失うとなくなってしまう骨なのです。 骨といっしょに成長し、歯を失うとなくなってしまう骨なのです。 骨といっしょに歯茎が出てきて、浅いお皿のような赤ちゃんのお口は、深さのある器に成長します。 …
指さし~感覚の主役は触覚から視覚へ
赤ちゃんは、上下8本の前歯が生えそろい、1歳の誕生日を迎えるころ、自分から「指さし」を始めます。 関心のあるものを見つけてそれを指さします。 人間独特の「指示思考」の芽生えなのです。 抽象思考や概念思考の始まりです。 どんなに賢い犬でも、指さしで何かの位置を教えようとすると、その指の先に注目してしまい、指さす方を見ることはしません。 この指差しが「こと …
舐めまわしでよみがえる生命記憶
生後3か月を過ぎると、赤ちゃんは目を覚ましている時間が長くなり、あらゆるものに興味を示し、目で見て手を動かすと同時に、仰向けになっている赤ちゃんが頭を左右に動かすようになります この時期の赤ちゃんは、何でも口に入れて咬もうとします。自分の握りこぶしを口にもっていきます。赤ちゃんにとって口は、世界を探る手段なのです 6か月過ぎて、すっかり首がすわると手が自由に …
口から食べる、は元気の源
赤ちゃんが最初に発達する知覚は何だと思いますかものを感じる感覚は、舐めたり触ったりする感覚(口唇感覚)から発達します赤ちゃんはまず手あたり次第舐めまわすことによって口唇感覚を育んでいくのですそして老化においても最後まで元気なのがこの口唇感覚です知覚は口唇感覚ではじまり、口唇感覚は最後の最後まで残ります実は大脳皮質の感覚野をみていくと大脳皮質の大きな部分を使って口 …